薬剤師の悩み

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ファーマシューティカルケア

on 2014年12月25日

yakuzaishi

従来,薬局は医薬品の供給を主な業務にしていました。

しかし近年,特に先進諸国では疾病構造の変化や高齢化の進行に伴い,患者さんの包括的なケアに重点を置いたものへと変わってきています。

そのような変化に伴い,薬局薬剤師の役割も従来の医薬品の調剤の提供者から,サービスや情報の提供者へ,そして最終的には患者ケアの提供者へと次第に変化してきています。

このような変化によって生まれてきた新しい概念が「ファーマシューティカルケア」です。

これは,薬剤師が医薬品に関する個々の患者ニーズに対し直接責任を負い,薬物治療の成果と患者さんに対し独自の貢献をするというものです。

このファーマシューティカルケアを実践するためにWHOは「Seven Star Pharmacist」(7つ星薬剤師)という概念を導入しています。

これは2000年に国際薬学連合の「Good Pharmacy Education Practice」(薬学教育業務指針)による方針声明として採択され,薬剤師を「ケア提供者」,「情報伝達者」,「意思決定者」,「教育者」,「生
涯学習者」,「リーダー」,「マネージャー」と位置づけています。

さらに2006年には,「研究者」という役割が追加されています。

<続く>


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