薬剤師の悩み

現役薬剤師がご案内します。

米国での糖尿病介入研究

on 2014年12月25日

yakuzaishi

米国では,米国薬剤師会などが中心となり,薬局での介入試験を実施しています。

ノースカロライナ大学と薬剤師会が共同で実施した「アッシュビル・プロジェクト」では,1997年にスタートし,薬局での糖尿病患者さんへの血糖・血圧測定とカウンセリングで年間医療費が34%(1人あたり24万円程度)減少したと報告されています。

さらにこのプログラムを全米10都市へ広げて実施したのが「TCC(Ten City Challenge)研究」で,573名の糖尿病患者さんに対し,薬局でHbA1c測定や食事や運動といった健康的なライフスタイルについてのアドバイスなどを行った結果,HbA1cは0.4%低下し,患者1人あたりの医療費が1,000ドル減少したと試算されています。

現在は,前後比較であったTCC研究から,2群問比較にして研究の精度を高めた「INPACT Study」が進行中です。

<続く>


Comments are closed.